深く潜る練習

佐藤公彦のblog

捨てるには惜しい台詞たち(2023年版)

たまにケレン味の利いた言い回しが脈絡もなく降ってくる。だいたいの場合、彼らを使ってやる先は無く、死蔵される。 この1年で降ってきた中で気に入ったものをここに書き流す。インターネットの海を漂い、誰かの心に辿り着いたのなら幸甚至極。

吹奏楽コンクールを終えて

高校を卒業した時、私は教員免許の取れる教育学部への進学を選んだ。 当時熱中していた吹奏楽部の活動に、顧問として一生関わりたいと考えたからだ。 高校卒業から10年以上たち、期せずして私は吹奏楽部の顧問になった。

捨てるには惜しい台詞たち(2022年版)

たまにケレン味の利いた言い回しが脈絡もなく降ってくる。だいたいの場合、彼らを使ってやる先は無く、死蔵される。 この1年で降ってきた中で気に入ったものをここに書き流す。インターネットの海を漂い、誰かの心に辿り着いたのなら幸甚至極。

捨てるには惜しい台詞たち(2021年版)

【散文】たまに「これは名文だ!」という言い回しが何の脈絡もなく頭に浮かぶ。だいたいの場合、彼らを使ってやる先は無く残念ながら死蔵状態になる。 この1年で湧いてきた台詞の中で気に入ったものをここに書き流す。一種の供養。灯篭流しである。これは同…

受験期に励まされた曲・映像作品 ~社会人海外大学院受験記vol.3(閑話)~

(大学院受験記の閑話回です。) 自分が受験の間に励まされた曲、映像作品(MV、CM)です。大人になってから自分探しのように受験することを、たまにこっ恥ずかしく思うこともあったけれど、苦悩しながら挑戦した時間は私にとってのある種の青春であるように思…

「都会と田舎と三塁生まれ」 ~社会人海外大学院受験記vol.2~

留学受験体験記のvol.2です。私は大学院で教育社会学を学んでおり、関心の一つは「生まれによる格差」にあります。 タイトルの『三塁生まれ』とは、かつて米国大統領選挙で用いられたフレーズで「裕福な家庭に生まれたが、その有利さを自覚せず、自分の努力…

私の受験体験記 ~社会人海外大学院受験記vol.1~

6年間勤めた会社を辞め、9月から英国のUniversity of Bristol(ブリストル大学)修士課程に進学することになりました。専攻は教育学です。 準備期間中はあまり人に話さずにきたため、合格のこのタイミングを逃すと機会がないかもしれないと思い、大学院受験…

何が自分のアイデンティティかは自分が選ぶ、自分で決める

元記事、元エピソードがあったはずなのだが見つからない。。。 何年か前にみた米国の政治家の方のエピソードの記事がとても印象的で、時間が経った今、改めてすごく良い話だったなと思ったので記す。(細かい部分はかなりおぼろげ。事実と異なる部分があるか…

異文化の目・世界の解像度 コソボ・セルビアにて

【日記を見返していたら学生時代に書いた文章が出てきたので転載】 2014/09/22コソボに来て3週間。思うところがあり友人にメッセージを送った。

「深く潜る練習」というブログ名について

私は生来、ものを決めることがあまり得意ではありません。ブログを始める事自体も大分迷っていたのですが、それでもやっぱりやってみようと決めた理由の一つに、好んでよく読んでいたブログの影響があります。

リンツに恋して

私が好きになる街の要素に「歩道が広い」というものがある。理由はよくわからないが、歩道が広く整備された街を歩くと「あぁ私はこの街が好きだ」と直感する。今回休暇で訪れたオーストリアのリンツ市も、とても良い歩道が整備された、非常に過ごしやすい街…

本と本棚と樹々と森

【散文】良い本を読むことは大切だが、良い本棚を持つことも、それと同じかそれ以上に大切だ。ここで言う本棚とは、目に見える本棚であり頭の中の本棚だ。良い本はそれ一冊で豊かな知識の体系である。一本の樹のように、太い幹から豊かに枝が伸び、知恵の果…

あるMBAホルダーのTOEFLの乗り越え方の話

【とても感動したので、記録として、残す。】MBA友の会のMBA交流会に参加する。 参加者の8割近くは同年代でノーホルダー。これから受験を考えているという人が大半。今年スタンフォードに願書を出して落ちたという方以外、そこまでパッとした話は聞かず、ま…

自分色の仕事

いつだったか、「自分はこんなに誰でもできるような仕事をしていていいのだろうか」と思ったことがあった。あったが、今思うと「誰でもできる仕事でも、僕にしかできないようにやるのだ。」と思えるようになったように思う。心境の変化か、成長か。 思うに、…

作品をつくるということ

ものをつくるということが好きだ。これはいいものができたと思う作品には、自分の一部であるような気になる。 友人と舞台をつくっている。

自分の一部を贈るということ

春は出会いと別れの季節だ。卒業していく人を見送ったり新しい仲間を迎えたりと自分の人生の変化のきっかけも多い。 以前、このような文章を日記に書いた。