深く潜る練習

佐藤公彦のblog

作品をつくるということ

ものをつくるということが好きだ。
これはいいものができたと思う作品には、自分の一部であるような気になる。

 

友人と舞台をつくっている。

内容はシリアスコメディー。自分が今まで観たことがない部類の舞台になっている。

私はキャストではなく裏方さんだが、作品ができあがっていく過程を一番近くでみることができて、とても楽しい。

 

 

私にとっては初めての舞台体験ですべてが新鮮だ。

稽古の入り方、脚本家の関わり方、演者の演じ方。

 

特に、最近の通し稽古で、自分が最初思い描いていたストーリーと全く違ったテイストが浮かび上がってくる樣がとても楽しい。

初めての通し稽古のとき、自分の中で固まった作品像が大きく崩れ、しかもそれが気持ちよかった。自分が制作に関わっている作品で「自分が予想しなかった意外な一面を感じる」ことになるとは全く予想しておらず、それは良い美術作品を観たときに自分の中の感性がアップデートされる感覚に似ていて、とても面白みを感じている。

自分「たち」でつくったものが自分「だけ」でつくったすべてのものと全く異なる。

 

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※フライヤーはモノトーンだが舞台の内容は役者の色と場面の色がとってもカラフルだと思っている。ギャップも含めてすべての振れ幅が面白い。

 

チケット買ってくださる方はお声掛けください。ここからも買えるのでそちらもどうぞ。→予約フォーム

 

 The theme music of this post:We are by ONE OK ROCK